音楽 心にしみる通信 カネコアヤノ 神奈川県民ホール!

10/25(水)、カネコアヤノさんのホールツアー「タオルケットは穏やかな」の神奈川県民ホールの日。指折り数えて楽しみにしていました。今日の公演は実は振替公演、ツアーの前半に組まれてた神奈川県民ホールの日を今日、迎えました。全力で歌うアヤノさん、かき鳴らすギター、すごいセットリスト、心を鷲掴みにされました。あ!セットリストを上げるので、もしこれから行かれる方は要注意ですよ

タワーレコードでCDを。

夕方、少し早めに仕事を終えて、まずは横浜に向かいました。なんかもうソワソワしてますが、まずは落ち着いてCDでも買いに行こう。今日はSPECIAL OTHERSの9枚目のアルバム「Journey」の発売日、こちらも楽しみにしていました。大勢の人でにぎわう横浜、人込みをかき分けタワーレコードへ。サブスクやダウンロードで音楽が買える現代、とっても便利になりましたね。好きな音楽にすぐアクセスできる、僕ももちろんありがたく使ってますが、やっぱり大好きなミュージシャンの音楽はCD(あるいはレコードで)で持っていたい。そんな古い世代のおじさんです。歌詞カードもアートワークも素敵だもんな~。そんなこと言ってるから家にCDがたくさんあって家族に邪魔にされます。くー悲しい。

そしてタワーレコードに着いたのですが、あれなんか凄い人・・・っていうか凄い女性の方たち。なんか黄色いCDのボックスを2,3個ずつ持っていっぱい並んでいます。店内にもそれを抱えた人たちがいっぱいいます。なんかすごい人たちのCDの発売日?レジにもどーんと並んでいました。
すごい、CDってまだこんなに売れるんですね。なんか皆さんとっても嬉しそう、お友達と並んでいる皆さんもそれはもうニッコニコでお話をしていました。良いですね~大好きなミュージシャンの大好きな音楽を聴く、笑顔にならないわけがないですね。きっと彼女たちが今の日本の音楽業界を支えてる。
店内で発見したおじさんたちのPOPを3点。アジカンのおじさんくるりのおじさん、スペアザのおじさん、はい、おじさん3連発でした。おじさんたちも頑張ってますね。
まずい、そんなことをしている間にもどんどん行列が伸びています。いそいでスペアザのCDをつかんで並びます。
黄色いのを持った女子、女子、女子、おじさん、女子、女子・・・て感じの待ち行列、完全に浮いています。ようやくレジまで来たら、ずっとおんなじ流れだったのに急におじさんになってレジの方がちょっと動揺、関係ないのにくじ引きさせてくれそうな感じになりました(笑)。
ようやくゲット、楽しみに聴こうと思います。それにしてもすごかったな~音楽ってやっぱりすごい。

カネコアヤノ ホールツアー 「タオルケットは穏やかな」神奈川県民ホール

想定よりも時間がかかりましたが、ようやく神奈川県民ホールに到着。時間は18:20ごろ。もうすでにたくさんの方が入場口に向かわれていました。皆楽しそうですね。カネコアヤノさんのライブはいつも様々な方がいらっしゃいます。カップルはもちろん、男子一人、女子一人、年配のご夫婦も。もちろんおじさん一人旅も。それだけいろんな方に聴かれているのですね。
さて、今日の席は2F最前列、よく見えます、いい席ですざわざわと徐々に増えていくお客さんみなドキドキとカネコアヤノさんのライブはワクワクというよりかはドキドキします

19:00を少し過ぎて、照明がスーッと落ちて、4人が登場しました。大きな拍手、寡黙にチューニングを終えて、ゆったり始まったのがなんと「りぼんのてほどき」でした。
このツアーではずっとオープニングは「タオルケットは穏やかな」だったのですが、今日はなにか特別な感じがします。
ゆったりと歌い上げるアヤノさん、少し緊張がゆるみました、と思ったら、やっぱり次は「タオルケットは穏やかな」です、一気に来ました。
ギターを鳴らし、歌うアヤノさん。ギター、ベース、ドラムもボルテージを上げていきます。終わって大拍手、すっかりライブの定番の曲になりました。素晴らしい楽曲。
そしてなんと「爛漫」です。新宿の反戦イベントでも聞いたこの曲、なんか怒ってたアヤノさん「わかってたまるか!」っていうフレーズでは涙が出そうになります。

次は印象的なギターのリフで始まる「やさしいギター」です。「私はあなたがいないと夜更かしばかり」ってなんか良い。おおきな拍手。
そして「眠れない」、僕も眠れない夜はこの曲を思い出します。無理に寝なくても、誰かを思って過ごすのも良いですね。
アルバム「タオルケットは穏やかな」から続きます「予感」。
そして「燦々」、印象的な詩が心に残ります。なんかアヤノさんの決意を語っているような詩です。
次もアルバム「燦々」からの「明け方」、ギターを弾くしかないという詩が印象的、大好きな曲。
そして「エメラルド」と昔の曲が続きます。帰りには焼肉でも食べたいって!

季節の果物」からの「さよーならあなた」と明るめの曲調、照明もついて、みんな盛り上がりました。
ちょっとアヤノさんも楽しそうに見えた。そして「ゆくえ」では、じっくりゆったりと歌うアヤノさん、心の内面をとらえて詩にした曲、詩と詩の間もすごく良いですね。ベースラインもたまらない。
もしも」の抒情的な歌詞、世界の大きさより小さな愛、胸に迫ります。
車窓より」をじっくり、不思議なメロディーラインからの印象的な歌詞、どんどん迫りくる声と音、すーっとしたアウトロ。
月明り」では、効果音なのかそれとも本当に赤ちゃんが会場にいるのか、わからない感じの雰囲気。いた?自信ないです。照明がすーっと落ちて、回転灯が回る。幻想的、ライブでのこの感じが大好きです。
「月明り」がゆーったりと終わったその次、アヤノさんのギターがなりました。
たぶんそろそろ終盤、終わるのは寂しい、でも「退屈な日々にさようならを」です。歌い始めましたが、一回、やり直し。全然OKです、アヤノさん。再度のギターのリフから始まる「退屈な日々にさようならを、そんなに落ち込むことも無い」、そしてバンドサウンドの炸裂、歌声、浴びるアヤノサウンド、最高の瞬間。
怒涛の終盤、その次は「こんな日に限って」。「タオルケットは穏やかな」の中でも特に好きな曲ですね。終盤はバンドの一体感、轟音が響く中、ますます進化していくバンド、いくつものライブを重ねて醸成された音たち、もう最高にすごい。ちょっと涙でてます。
暗転からのまばゆい光、きっと最後の一曲「わたしたちへ」、もう泣く、僕は泣く、手を振り上げて。さけぶアヤノさん、うなるバンドサウンド、照明、観客、一体。何度も何度も音を重ね、かき鳴らし、あふれ出しながら、終わりました。終わってしまいました。


大歓声、一階席は皆、立ち上がって。ぼくは2F最前なので立ち上がれない。なので腕を振り上げて。拍手、すごい拍手。

最後、ほんのちょっとMC。アヤノさん、ありがとう。こちらこそありがとう。
アンコールはありません。全力で歌い終えましたから。
またきっと。

帰路につく皆さんは皆、笑顔、ちょっとびっくりしてる人も。
素晴らしかった、すごかった。何回来ても驚きます。またきっと。

今日は帰ろう。明日もきっと頑張れる。


※今回、書かせて頂いたセットリストはSNS上にアップされていたのを何点か参考にさせて頂きました。ありがとうございました。

kamakura-bochibochi

・鎌倉暮らし3年、大好きな鎌倉で日々を過ごしています。
・昭和生まれ身を粉にして生きてきたモーレツサラリーマンでしたが、体調を崩し、ふと我に返る。自分の好きなことを中心に生きようと決意。
・鎌倉、家族、友人、自分自身、音楽と本、好きなものを大切にする人生を。
・大変な時期を乗り越えて頑張る飲食店の皆さん、音楽関係の皆さんに心からの感謝と敬意をこめて。
・どうぞよろしくお願いいたします!

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