音楽 心にしみる通信 イノトモ 下北沢 lete

こんにちは、少し前に始めました、鎌倉からは少しはずれて僕の好きな音楽をお伝えする「音楽 心にしみる通信」、今日はその2回目です。今回は一回目のカネコアヤノさんに引き続き、シンガーソングライター、イノトモさんです。

イノトモさんとの出会い

イノトモさんは福岡県出身のシンガーで1998年にデビューされ、今年で音楽活動25周年です。その記念ライブが6/25(日)、下北沢の小さなライブハウス、leteさんで開催されました。
イノトモさんの楽曲は日々の暮らし、感情や季節の移ろい、はては宇宙(?)、はては眠る猫のことなど、その優しい歌声でしっとりとやさしく、時には力強く歌われています。その楽曲はNHKみんなのうたや、幅広いCMソング、最近では「あたらしいいちにち」がNHKのいないばあっ!で歌われました。皆さんもきっとどこかで、その歌声を聴いていると思います。

さて、そんなイノトモさんと僕の出会いは2001年初旬、ふと訪れた厚木のCDショップで発売になったばかりのアルバム「やさしい手。」を手に取ったのが最初だと思います。ジャケットが鮮烈な赤をバックにイノトモさんが描かれたもので、へーっと思ってジャケ買いしました。家でゆっくり聴きながらいい曲だな~と思いました。「富士」や「冬の匂い」など名曲揃い今も時々引っ張り出して聞いています。今回のライブでも「冬の匂い」やりましたね。あれから22年も経ちました。ずっと変わらず音楽を続けているイノトモさんに感謝です。

やさしい手。
やさしい手。
やさしい手。ブックレット。
やさしい手。ブックレット。

その出会いのころ、僕は仕事が無茶苦茶いそがしくて、今の様にワークライフバランスなどの考えもない時代、サラリーマンはとにかくがむしゃらに働くもの、つらいとか苦しいとか言う間もなく、歯を食いしばって働いてるころでした。定時後はほぼ残業、土日の予定も立てることが難しく、ライブなどはなかなか行きませんでしたが、優しい歌声や歌詞に元気づけられていました。通勤の電車の中でCDプレイヤーで聴きながら、そのほんのちょっとの優しい時間を大事に会社に通っていました。ほんとに出会えてよかったよ。ありがとうございます。

下北沢lete イノトモ25周年記念 弾き語りライブ

6/25(日)、その日は久々に鎌倉から湘南新宿ラインに乗って、渋谷まで。渋谷から奥渋谷を歩いて抜けて、代々木八幡へ。途中、SPBS(SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS)で本を買って、FUGLEN TOKYOさんで休憩して下北沢に向かいました。写真をちょっとだけ、アップしますね。あ、ちょうどその日でFUGLENのスタンプカードがいっぱいになりました!次回、一杯無料です。

SPBS
SPBS
FUGLEN TOKYO
FUGLEN TOKYO
カフェラテ&ブラッドオレンジソーダ
カフェラテ&オレンジソーダ

さて、ライブ会場である下北沢のleteさんですが、南口から商店街をまっすぐ抜けた、歩いて7,8分ってところにあります。小さなCafe&BARです。店主のこだわりが詰まった手作り感あふれる、素敵な空間で落ち着きます。イノトモさんはこのleteさんで、時々弾き語りライブをしておられて、年末の恒例リクエストライブはとても楽しみにしているイベントの一つです。小さな椅子に今日の告知看板が立てかけられています。ライブスペースはこんな感じです。アコースティックギターとアンプ、マイクとシンプルな構成ですね。

lete
lete
ライブスペース
ライブスペース

17:00ごろお店に到着しましたが、まだほかのお客さんはおらず、一番!でした。すこしずつお客さんが増え始め、17:30少し前にOPENしました。カウンターで名前を告げて、ドリンクをオーダー、お金をお支払いして着席します。マスター、いつもありがとうございます。
続々お客さんがいらして、あっという間に満席です。皆さん、なんとも言えずうれしそうな、幸せそうなお顔、お知り合いの方とお話されている方もいて、楽しそうです。ドリンクをゆっくり飲みながら開演を待ちますが、このライブが始まる前の時間がなんとも言えず好きです。
18:00、少し過ぎてイノトモさんの登場、拍手いっぱいです。イノトモさんも笑顔です。今日はアコースティックギター一本、最初の曲ではハーモニカも吹きつつライブが始まりました。ギター弾きながら歌いながら、ハーモニカを吹くってすごいと思いませんか。ギターも弾けない僕にとっては神業ですね。
今日のライブは25周年記念に発売された「イノトモ全歌詞集 1998-2022」をパラパラっとめくって開いたところの曲をやるという企画、最初のほうから新しいほうへ、おのずと発表されたアルバム順になっていきます。「キミとボクのフルサト」からデビュー曲の「溶けていく午後」と続き、ライブの夜は深まっていきます。僕のすきな「冬の匂い」も。イノトモさんもワイン(?)を飲みながら気持ちよさそうに歌っています。

やさしい歌声、
のびやかに、しあわせそうに、
つまびくギター、
あふれる拍手と笑顔、
心につもって行きます。

その当時のエピソードや宇宙の話、いろいろあってもなんとかなるって話など皆で笑いながら、ゆったりライブは進みます。激しく感情が揺さぶられるライブももちろん大好きでとても大事なものですが、こういった幸せな、やさしい歌をじっくり聞くライブもとても大事です。ラストは「あたらしいせかい」、皆で歌いながら終わりました。アンコールは「あの頃ボクは」だったと思います。いろいろ曲を上げましたが、間違えてたらすみません!

幸せな時間はこうして幕を閉じ、大きな拍手とイノトモさんの笑顔、皆さんの笑顔で、思い思いに挨拶しながら、会場をあとにしました。ありがとう、イノトモさん、観客の皆さん、またお会いしましょう。でもライブっていつもあっという間に終わるな

イノトモ全歌詞集&ライブの予定

イノトモ全歌詞集
イノトモ全歌詞集
ライブの予定
ライブの予定

イノトモ全歌詞集と特典のしおり、今後のライブのご予定をアップしました。11/10にはイノトモさんのホームタウン吉祥寺武蔵野公会堂で25周年記念コンサートも開催されるとのことです。
ではまた、今日もありがとうございました。

kamakura-bochibochi

・鎌倉暮らし3年、大好きな鎌倉で日々を過ごしています。
・昭和生まれ身を粉にして生きてきたモーレツサラリーマンでしたが、体調を崩し、ふと我に返る。自分の好きなことを中心に生きようと決意。
・鎌倉、家族、友人、自分自身、音楽と本、好きなものを大切にする人生を。
・大変な時期を乗り越えて頑張る飲食店の皆さん、音楽関係の皆さんに心からの感謝と敬意をこめて。
・どうぞよろしくお願いいたします!

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