6/25(火)、その日は所用があってお休みを頂き、西湘方面まで。西湘に行くと必ず寄るのが二宮にある「ブーランジェリーヤマシタ」さん。おいしいパンはもちろんですが、食堂でおいしいものを頂きながら過ごす時間が何よりも大好きです。時たましかいけないけれど、心のオアシスなんです。
ブーランジェリーヤマシタ さんは 10周年！
この４月に10周年を迎えられた二宮のあまりにも有名すぎるパン屋「ブーランジェリーヤマシタ」さん。本当におめでとうございます。我が家がまだ鎌倉に引っ越す前は、割と近くに住んでいたのでちょくちょく来ることが出来ましたが、鎌倉に越してからはなかなかお伺い出来ず、１，２か月に一度という感じになってしまいました。
初めて訪れたのは、たぶん、まだ食堂も無かった2015/10/14。
お店の前を車で通るたびに「あれ、なんかお店があるな？」って思いつつもなかなか行けず、その日が意を決して、ようやく訪れた日でした。何を買ったかは覚えていませんが、パンが美味しすぎてすぐまた買いに伺ったのを覚えています。
それから2016/6/1に食堂がオープンして、その次の土曜日に妻を連れて伺ったのを覚えています。それからもう数えきれないほど伺い、演奏会にも参加(観客としてですよ)して、色んな音楽を知って、本を知って、良い思い出がたくさんです。
雄作さん、奥様、たくさんの優しいスタッフさんとも出会って、お別れもあって、僕らにとっては単なるパン屋さんじゃない特別な場所になりました。本当にありがとうございました。
きっとこの先も20年(埜庵さんの様に)、30年(café vivement dimancheさんの様に)と続くすごいお店になっていくと想像します。
少しだけ僕のPCに残る、昔のヤマシタさんの写真をアップして見ますね。
写真は2015/10ごろ。まだ食堂も無く、お店の前の大きなニッキの木も元気なころでした。今も変わらず緑に覆われるお店、おいしいパンを買うために良くお邪魔しました。その頃からいらっしゃるスタッフさんとは今も仲良しです。
食堂でゆっくりと
さて、その日も正面のお店でたくさんのパンを買って、その後、食堂にお邪魔しました。パンを買う場合は、正面のお店で、食堂で食事類をオーダーする場合はそのまま食堂に行っても大丈夫ですよ。
皆さんも御存じかと思いますが、食堂には本当においしい「ハンバーガー」や「ホットドッグ」、「たまごサンド」や「あんバター」なども有りますが、僕がいつもお願いするのは「バゲット」、それと「スープ」です。スープは季節ごとに変わりますが、その日は「ニンジンのポタージュ」か「お野菜のコンソメ」です。今回はニンジンにしました。
お店で焼かれたバゲットはまだほんのり暖かくって、噛むとパリパリで中はふんわり。小麦の香りと味がすごく感じられて、たまらないおいしさ。そのおいしさが忘れられず、いつもバゲットを頼んでしまいます。
妻はいつもハンバーガーなどを頼んで、もりもり食べています。少し分けてもらいますが、こちらも絶品。機会がありましたら是非。
そして優しいポタージュは丁寧に裏ごしされ、滋味深いニンジンの甘みが感じられるふわーっとおいしいスープです。ピリリとした胡椒がたまりませんね。その日もバゲットをむしゃむしゃ、スープをずずーっと飲んで、幸せのランチでした。
ヤマシタさんで使われている黄色い食器類は「前野達郎」さんのマグカップ。やわらかい舌触りの木のスプーンは「宮薗スプーン」さんのもの。お二方とも、この食堂で個展を開かれたりしていて、ヤマシタさんとゆかりの深い作家さん達。どちらも素朴で良い感じの素敵な逸品達ですね。
おいしいバケットとスープを頂いて、その後はゆっくりと本を本を読みました。ヤマシタの食堂には興味深い本がたくさん並んでいます。いつもこれらの本を読むのも楽しみ。その日は「小さな平屋」をゆっくり読みました。この本、もう３回目。定期的に読みたくなります。僕もこじんまりとしたシンプルな平屋に住んでみたいと思いました。
静かな音楽が流れる店内、いつの間にかお客さまは僕一人。本を読んでいると聞こえてくるパンを焼く音とスタッフさんの声、そんな空間を漂う僕。幸せな時間が流れていきます。
今日もごちそう様でした。ゆっくりしてしまった。皆さん、いつもありがとうございます。
■ブーランジェリーヤマシタさん
OPEN BAKERYは 10:00-17:30 cafeは 10:00-15:30 です。お休みは現在(夏季)、(水)(木)(金)です。
詳しくはお店のInstagram等でご確認くださいね。お店の先に駐車場がたくさんありますよ。そしてお店の前は一方通行(秦野方面へ)なのでご注意くださいね。
今日もありがとうございました。では、また！
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