20240608 おいしい朝ごはん、巡る杉本寺、浄妙寺。

6/8(土)は朝から良いお天気でしたね。そんな日はおいしいものを食べて、たくさん歩くに限ります。ずっと行きたかった小町の「朝ごはん」さん、そこから雪ノ下、浄明寺方面まで。杉本寺と浄妙寺、すてきな古刹を巡りました。鎌倉ってやっぱりすごい。

まずはおいしい朝ごはんを ” 朝ごはん ”さんで

朝起きて、お洗濯、お掃除など家事を終わらせて、さて出かけようかと思った時間が 9:10 ごろ。ちょっと出遅れた感はありますが、おいしい朝食を食べようと街にでました。まだ人も少なめの鎌倉駅、青空に映えています。
そこから小町をふらふらしていると、そうだちょっと小道に入った所においしい朝食が食べられるお店があったのを思い出しました。「甘処あかね」さんを朝だけ間借りしているその名も「朝ごはん」さんです。
でも、いつも大人気でたくさんのお客さまが並んでいる光景をよく見ます。今日も無理かな~と思いつつお店まで。おや、お待ちの方はいませんよ。でも時間が気になります。暖簾は出ていたので恐る恐る扉を開けてお店の方に尋ねると「大丈夫」との事!やったー、うれしい初「朝ごはん」さん。

カウンター席では僕らの他に男性3人組がおいしそうに朝食を食べていました。オムレツがちらっと見えましたが、すごくおいしそうです。僕らは悩みに悩んで今日は妻が「焼き鮭の定食」と僕は「サバの文化干しの定食」をお願いしました。オムレツも強烈に惹かれたのですが今日は我慢、我慢。

そしてしばらくして登場しました焼き鮭の定食、熱々の鮭につやつやのご飯。鮭はどうしたらこんなにフワフワに焼けるんだろうと思うくらい柔らかい。鮭のうまみが口の中いっぱい広がります。鮭を乗っけて妻もごはんを掻き込んでいます。小鉢も味噌汁もとってもおいしい。なんといつも鮭の皮は残す(僕がいつも文句を言うのですが・・・)妻がその日は全部平らげてました。
サバの文化干しはまだ焼きたてでチリチリいってます。サバのおいしい匂いがあたりに広がります。やわらかいサバは旨味がギューっと凝縮されていて、箸をいれるとサバのおいしい旨味があふれ出ます。ご飯に乗っけてお米を多めに掻き込んで。
サバのおいしさってすごい、口の中がおいしさに溢れます。お漬物を時折頂いて、お味噌汁をずずーっと飲んで。ご飯が足りなくなって、お替りをお願いしてしまいました。くーお米もおいしい。
僕らの魚が焼きあがるちょっと前に男性3人組が食べ終わってお店を出られたのですが、そのまま近くのラーメン屋さんに入っていくのが窓から見えて、お店の方「まじで~?」と店内爆笑。僕らもお店の方と大笑いしました。そんなに量は少なくはないんだけどなあ。
それをきっかけにいろいろお話をさせて頂きました。お一方がご近所さんだったり、鎌倉の気候の事だったり、お店のことだったり。近くでお店を営まれているおじさまも加わって、とっても楽しい時間でした。

ギリギリの時間にお邪魔してすみませんでした。お店の皆さん、本当にありがとうございました。すんごくおいしかった!

■朝ごはん さん
OPEN 6:30-9:30 お休みは木曜日。お店の方のお話によると開店時には並ばれているお客さまがいらっしゃる様です。お米や食材が無くなると早めに閉店することもある様ですので、詳細はお店のInstagram等でご確認くださいね。

鎌倉で最も古いお寺 杉本寺 へ

朝ごはんさんを後にして小町通りを歩いて鶴岡八幡宮まで行きました。10:00を過ぎた小町通りはやっぱりすごい人出。食べ歩きのお店にはすでに列が出来ていました。でも皆さん、楽しそう。良いですね~。
青い空と緑に覆われた八幡宮の正殿、その日は参道から右に抜け、雪ノ下の方へ。少し歩いて、僕らの大好きなパン屋さん、「モン・ペシェ・ミニョン」さんでおいしいパンを買いました。僕らの大好きなのは普段使いのバゲットなどももちろんですが、ツナがたっぷり乗ったパンとフルーツシリーズの中でも特にお気に入りのダノワーズオレンジです。たっぷり買ってリュックにしまいます。

そこから金沢街道をずっと十二所の方へ遡っていきます。すると現れるのが鎌倉最古のお寺「杉本寺」です。大通りから一歩入った空間でこんもりとした緑に覆われています。正面から入っていくとすぐ左に受付があってそこで参拝料をお納めします。
そこから石段をあがっていくと立派な仁王門、左右の像はかの有名な運慶の作と言われているそうです。緑豊かな古刹、空気は少し涼しく感じます。

仁王門を抜けてすぐ、ずっと本堂にあがる道として使われていた石段がありますが、長い時間の間に石が凹み、苔が覆い素晴らしい眺めとなっていました。その日は木々の間から日が射していましたが、雨の日はまたしっとりとしてきれいでしょうね。
左わきの階段を上がって本堂に向かうと、境内にはこじんまりとした池、鐘楼、お地蔵様(地蔵尊)と美しい趣のある景色が広がります。本堂にお詣りする前にベンチに座ってゆっくり眺めました。

藁ぶき屋根の立派な本堂には十一面観音様が。それはもう厳かで雄大な観音様でした。ほーっと見とれてしまいました。
ちょうど他にお詣りの方も少なかったのでゆっくりお詣り。御朱印も頂きましたよ。
権現堂と鳥居の下のあじさいをパシャリ。鎌倉の中心地からほんの少しだけ離れたところですが、それはもう緑に溢れ、静かな落ち着いた空間でした。
そういえば、6/16(日)のテレビ番組(ハナコの3人が出てるやつ)で杉本寺が紹介されていましたよ。これから混むのかも・・・

浄明寺の 浄妙寺 へ

杉本寺を後にして、さらに金沢街道を十二所方面へ。住所でいうと浄明寺あたり。大通りから少し入ったところに「浄妙寺」さんはあります。住所の浄明寺とは漢字が微妙に違う。何かきっと理由があるんでしょうね。こんど調べてみよう。
浄妙寺さん、こちらもまた歴史が深く開山は1188年、足利義兼によるものだそうです。鎌倉五山の第五位の寺格を持つ古刹です。

金沢街道を一歩入っただけでもう、少し落ち着いた感じ。お寺までは住宅が続きますが、緑も多くてよい雰囲気。しばらくすると山門が見えてきます。こちらも立派な山門、その日の青空にとても映えていました。受付で拝観料をお納めして、山門をくぐるとその先に立派な本堂が見えました。

境内はきれいに整えられた厳かな雰囲気。細かいところまで手が入っている気がします。石灯籠とその前の川を模した砂利道、本堂前の緑、本堂とその周囲の木々も。凛としてすっとしている気がしました。
散策していると本堂には立派なご住職がいらっしゃいました。静かにお詣りして心を静めました。

日影に腰掛けて行き交う人々を眺めながら、すこしのんびりしました。大銀杏はやっぱりすごい迫力。秋口はまたすごいんでしょうね~。夏の様な日差しの中、日影がありがたい。そんな一日でした。

さて、その後はすぐ近くの「一条恵観山荘」さんに行く予定。その模様は別の投稿でまとめてますので、機会があればぜひ。
今日もありがとうございました。ではまた。

kamakura-bochibochi

・鎌倉暮らし3年、大好きな鎌倉で日々を過ごしています。
・昭和生まれ身を粉にして生きてきたモーレツサラリーマンでしたが、体調を崩し、ふと我に返る。自分の好きなことを中心に生きようと決意。
・鎌倉、家族、友人、自分自身、音楽と本、好きなものを大切にする人生を。
・大変な時期を乗り越えて頑張る飲食店の皆さん、音楽関係の皆さんに心からの感謝と敬意をこめて。
・どうぞよろしくお願いいたします!

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