鎌倉のまめ情報をお伝えする鎌倉おまめ通信。その7回目は皆さん、もちろんご存じの湘南地区のお店や出来事を丁寧にお伝えくださるフリーマガジン「海の近く」さんです。毎月、月初めに1号発行されていますが、僕もずっと愛読者、月初がいつも楽しみで、月が替わると近所のお店に置いてないかな~と探しに行きます。この8月は冷やし中華の特集、気になっていたあの店や行ったことのあるお店が掲載されていて、すごく嬉しかったりします。今号では秦野市のお店まで掲載されていました。vol.74まで発行されている海の近くさん、創刊号から振返って見ましたよ。
海の近く 創刊号
いつもたくさんの情報をお伝えくださる「海の近く」さん、今号ですでにVol.74です。創刊号は2016/4、特集は「週末は海辺のマルシェへ」でした。この号を見て、小田原のカミイチに行きましたし、辻堂のとんかつ大関さんにも行きました。湘南T-SITEで今も行われている蚤の市に初めていったのも、確かこの号がきっかけでした。我が家の湘南ライフに欠かせない存在になっています。
青い表紙がインパクトのある創刊号、思わず手に取ったのだと思いますが、いったいどこで手に入れたのかなどは全く記憶にありません。そして74号までの山。収集癖のある僕としては当然、きっちり集めています、と言いたいところですが・・・なぜかなぜか歯抜けなのです。もらい損ねた記憶は実は1回しかありませんので、きっと別のところにしまったのだと思います。絶対に探し出したいと思ってます。
そして1~10号です。3号ですでに鵠沼海岸の埜庵さんが登場、今と変わらぬかき氷への思いが綴られていました。やっぱり変わらない思いがあるからこその継続なんですね。そして二宮の山小屋さんも。パフェの組み合わせの数が載ってましたが、食べてるのはなぜか埜庵のオーナーさんでした。そして4号には、その昔、大磯にあったフォーの名店RASCALさんが。今では鎌倉の大人気店になっていますね。お店に、人に歴史ありです。そして3号の裏表紙にはこちらも二宮の超有名パン屋さん、ブーランジェリーヤマシタさんが載っています。スタッフの皆さんも一緒に写っていますが、懐かしいあの方やこの方も。食堂もオルガンなどがまだ無くて結構シンプルでしたね。こちらもヤマシタさんや奥様の情熱、パンへの愛情やこだわりが変わらぬからこそ、継続できているのだと思いました。飲食店は継続する事が一番難しいとカフェを経営する友人が言ってました。皆、すごい店ばかりです。
海の近くは続いていく
Vol.11では伊勢原のパン屋さん、ムール・ア・ラ・ムールさんが載っています。ここは僕たちが車でわざわざ買いに行っていたブノワトンさんの後に開店したパン屋。ブノワトンの店主さんが亡くなった、というのは聞いていたのですが、その後、ムール・ア・ラ・ムールさんが開店するまでの経緯を初めて知ることが出来ました。こういった記事も大変ありがたいですね。僕の持っているブノワトンさんのショップカードを。ポイントのハンコが途中までです。捨てられない思い出です。そしてVol.16では「ベーカリーカフェへの旅」と題して様々なベーカリーが載っていますが、表紙はそう二宮のブーランジェリーヤマシタさんの食堂ですね。表紙の写真より今は緑がだいぶ増えていますが、今も変わらず本のたくさん置いてある素敵な食堂です。まだ食堂も無いころから行かせて頂いていたヤマシタさん、どんどん有名になって行きました。そしてVol.22では北鎌倉の大好きな喫茶ミンカさんが。素敵な古民家カフェです。ミンカさんの事もたぶん、海の近くで知ったのだと思います。「ミンカ」がケチュア語だというのを初めて知りました。”民家”じゃなかったよ!VOL.24の朝食特集では稲村ケ崎のヨリドコロさんが。元洋品店だったんですね。Vol.27ではうどんの特集。こちらにも大好きなうどんAGATAさんが表紙で載っています。表紙の写真がとっても美味しそうに写っていてびっくりします。麺のエッジも分かりますよ。
Vol.32にはアジア系のお店の特集、鎌倉に移転した後のRASCALさんが載っていました。いつも何気なく通っているお店なんですが、「海の近く」の記事を読むことで、こういう風な考えでお店をやってるんだな~とかこんな風にして作ってるんだ~とか、そこまでの歴史も分かったり、新たなことを知ることで、またそのお店に対する好きな気持ちが強くなっていきますね。
Vol.39の表紙は今までで一番インパクトがありました。このキャラクターは平塚の苺農園のキャラクター「べリコ」の様です。この号はおもしろキャラクターの特集ではなくて苺を使った料理の特集ですよ(笑)。
Vol.44には御成のタイ料理店、kuriyumさんが載っていますね。長谷から移転してこられたとは知りませんでした。お店に歴史ありですね。kuriyumさんもとっても美味しいですよ。
vol.52では若宮大路の叙序圓さんが。今では行列のお店です。vol.54ではかき氷、埜庵さんの表紙がとっても素敵ですね。vol.59は子供が小さいころ良く伺ったSONG BOOK Cafeさんが。絵本がたくさんありますよ。
ずっと進んで、vol.70では今の場所に移転する前のいなほ食堂さんが。たくさん修行をされて来たのですね。おいしいはずです。大磯の善磯食堂さんも。ご飯の盛りが写真付きで分かりやすかったです。
長くなってきました。まだまだたくさんのお店が載っていますが、さすがに語りつくせないですね。ごちそうパンの特集、ハンバーガーの特集も大好きです。たくさんの素敵なお店を紹介していただいて、そこからずっと通うお店が出来て、僕らの暮らしが本当に豊かになりました。長く通うお店の方ともお知り合いになれたのも「海の近く」さんのおかげです。綿密な取材、お店に対する愛情あふれる文章、素敵な写真、本当にすごいですね。取材って何度も訪れないと行けないし、文章にして伝える責任もあるし、とっても大変だと思います。そんな中、70号以上も続けるって凄いことだと思いました。ずっと楽しみにしています。編集部の皆さま、体にはお気を付けて楽しく取材をしてくださいね。
海の近く編集部の皆さんに敬意をこめて。ありがとうございました。
■海の近く
編集制作 うみちかLLPさん
毎月発行。合併号の時もあります。置いているお店や情報は、HPやInstagramをご参照ください。
次号は9/1発行、おいしい朝ごはん特集。乞うご期待!
海の近くのおいしいもの
最後に僕の愛読書、「海の近くのおいしいもの」Vol.1~3を。時折、開いては美味しいものを食べに出かけます。付箋がたくさんはってありますよ~まだまだ行きたいお店が一杯ですね。では、また!今日もありがとうございました。
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