20231203 紅葉と北鎌倉、喫茶ミンカ

あっと言う間に12月になりましたね。最初の日曜日は朝から良い天気、紅葉が見たくて北鎌倉まで行ってみました。今日は円覚寺と東慶寺を巡ってみようと思いますが、その前に腹ごしらえ。大好きな喫茶ミンカさんへ。美味しいものを頂いて、たくさん歩いて、良い一日になりました。

喫茶ミンカ

さて、鎌倉から横須賀線に乗って一駅、北鎌倉まで。歩けない距離ではないですが、地味にずっと上り坂なのでわりときつい。ここは無理せず、電車に乗りました。
お昼の行先は前の日から「喫茶ミンカ」さんに決めていました。開店は11:30、でもいつもたくさんのお客さまが来店され、行列になることも多々ある様なので、少し早めの11:00には着くように家を出発しました。
北鎌倉に着くと結構な人出、電車からもたくさんの人、車も歩いている人もいつもよりとっても多い感じでした。皆さん、北鎌倉の紅葉を見に来られてるんですね。
北鎌倉駅から5分ほど歩いた大通りから少し入ったところにミンカさんはあります。

お店の入口にあるガラスの箱、喫茶ミンカと書かれていてとってもいい感じ。お店の前にはまだだれも並んでいませんでした。良かった30分前に行けばだいたい大丈夫ですが、すぐにもう一組、また一組とあっという間に小さなお庭は開店を待つ皆さんで一杯になりました。
開店前のお待ちはお庭の中で、開店以降の待ちはお店の前に名前と携帯電話番号を書く方式。喫茶ミンカさんはお客さまがゆっくり過ごすことを前提にしており、待ち時間が長くなることも想定して、この様な形になっているんですね。ありがたい配慮です。
待合席の椅子も、お店のたたずまいも、お庭もとっても素敵。無造作に見えますが、整えられたお庭の緑、良い感じですね。ずっと見ていて飽きません。
いつも待つ時間用に本を持って行くのですが、読む暇もなく開店を迎えます。南天の赤が素敵でした。

さてさて、今日はどうしようかな。味のあるメニューをめくります。
僕は「玄米とひよこ豆のカレー」、妻は大好きな「ナポリタン」、食後に「自家製プリン」と「おいしいコーヒー」「バナナジュース」をお願いしました。「フレンチトースト」も気になりますが、それは次回のお楽しみにしようと思います。

店内にある本や音楽を聴きながら待ちました。外はいい天気ですが、時折ザっと風が吹いてお庭の木々が揺れています。
席は既に一杯、お待ちのお客さまも出てきました。そしてまずはカレーが運ばれてきましたよ。玄米にひよこ豆のカレー、ピクルスがのっています。
カレーはお豆がたくさん入っていて、いい感触、カレーはそんなには辛くもなく、優しいお味ですね。玄米とよく合います。ピクルスもとってもおいしい。
妻のナポリタンも優しいお味。麺は太目でもちもち、ソーセージにピーマン、マッシュルーム。どれも良い感じですね。どちらも結構、量が多め、食べ終えるとお腹いっぱいです。
食べ終えてしばらくすると、プリンが到着。しっかり固めのプリン、カラメルもしっかり苦めです。スプーンを二つつけて下さったので、ガードする妻のすきをついて食べました。なめらかでとってもコーヒーに合いますね。
そして僕のバナナジュース。僕はなぜかバナナジュースが大好き、というかフルーツをミルクで混ぜ合わせたドリンクが好きです。イチゴのミルクも大好き。いろいろなお店で飲んで来ましたが、ミンカさんのはとっても濃厚でかなりのおいしさ、氷が入っていないので、グラスの中にたっぷり、ごくごく飲めました。
あー美味しかった。お腹が一杯です。とっても満足。

おいしい食事と静かな音楽、なつかしいお店の雰囲気。古民家が好きな僕らの心に訴えかけてきます。今、古い建物が取り壊されて、どんどん新しい建物になっています。鎌倉も例外ではなく。
古い家を維持し続けるのはとっても大変だと思うのです。でも、意思を持ってそういう古民家を活用するっていう決断がとっても素晴らしいなって思いました。僕も機会があれば古民家や古いものを大事にし、後世に伝えていけたらなって思います。ミンカさん、今日もありがとうございました。美味しかった!
■喫茶ミンカ
OPEN 11:30-17:30 お休みは金曜日です。
※開店前にお待ちになる場合はお庭の中で、開店後は記帳板にお名前と携帯番号を記載する方式です。3名様までのご案内の様です。詳しくはお店のInstagram等でご確認くださいね。静かな雰囲気の素敵なお店です。

東慶寺

喫茶ミンカさんでお腹がいっぱいになった僕ら、歩いて北鎌倉駅まで戻る途中にあるのが「東慶寺」です。東慶寺は1285年、鎌倉時代の開創だそうです。すごい歴史、江戸時代には豊臣秀頼の娘が入寺されたようです。
そんな東慶寺、山門の手前から、紅葉が見ごろになっていました。

赤いモミジがすごくきれい、たくさんの方が写真に収めていました。境内内は残念ながら写真撮影が禁止、宝蔵の奥にある立派な銀杏の黄色い葉が見事でした。本堂にお参りして少し座って境内を眺めました。
最後に山門と真っ赤なモミジ。きれいですね。

円覚寺

東慶寺を出て、さらに北鎌倉駅方面へ遡ります。すると皆さんご存じの大本山「円覚寺」です。総門の手前、JRの線路のあたりからもう素晴らしい景色。階段の両脇にきれいな紅葉です。皆さん、たくさん写真を撮られていました。
円覚寺も鎌倉時代、1282年の開山です。

立派な山門に向かう手前にも、赤や黄色の木々が。明るい日差しに照らされて、とても美しかった。ベンチに座ってしばらく眺めました。写真を撮っている皆さん、すごく立派なカメラを持ってますね、きっときれいに写るんだろうな~。

山門を抜け、仏殿でお参りしてから大方丈に向かいました。方丈前の立派な柏槇の梢の間から日が差しこんでいました。梢が揺れるたびに日差しも揺れてとてもきれいでした。
方丈はもともと住職さんが居住する建物、立派な畳の間や庭園をのぞむ縁側などがありました。どこも立派な景色、見とれてしまいます。

庭園前の縁側に座り、風に揺れるモミジや池の風紋を見ながらしばし休憩をしました。たくさんの参拝の方が見えられ、たくさん写真を撮られています。外国の方も多く、それぞれに感嘆の声を漏らしながら見学をされていました。日本の誇らしい文化ですね。
この後もいろいろ見学して、円覚寺を後にしました。最後に総門を境内から見た写真を。真四角に切り取られた紅葉の木々。はーきれいですね。

円覚寺を後にして、歩いて鎌倉に向かいます。美味しそうなお店や建長寺を越え、近代美術館前を抜け、小町通りまでやってきました。小町通りは凄い人、この後は図書館によって帰ります。
はーよく歩いた。今日もありがとうございました。では、また。

kamakura-bochibochi

・鎌倉暮らし3年、大好きな鎌倉で日々を過ごしています。
・昭和生まれ身を粉にして生きてきたモーレツサラリーマンでしたが、体調を崩し、ふと我に返る。自分の好きなことを中心に生きようと決意。
・鎌倉、家族、友人、自分自身、音楽と本、好きなものを大切にする人生を。
・大変な時期を乗り越えて頑張る飲食店の皆さん、音楽関係の皆さんに心からの感謝と敬意をこめて。
・どうぞよろしくお願いいたします!

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