20230922 浅草ぷらぷら紀行 その1

この土日、妻が待ちに待った一大イベントが浅草で開催されました。せっかく浅草に行くなら色んな所に行ってみようということで、余っている有給休暇を有効活用、急遽、一泊二日で出かけることにしました。行き当たりばったり、どうなることやら!

浅草のランチはここ「ヨシカミ」さん

金曜日、平日の朝。せっかく浅草に行くのなら、いろいろ行ってみたいのですが、明日の土曜日はきっと妻のイベントが中心でそんなに回れない。なので今日は早起きして、たくさんぷらぷらしてみようと思います。8:30、通勤する皆様に混じって電車に乗って出発しました。ありがたいことに雨はあがってる。
横須賀線、京浜東北線、つくばエキスプレスを乗り継いで浅草到着。10:20、なんか予定より早く着いた。それぞれの乗り換えでちょっとずつ早いのに乗れた感じです。
ホテルにお荷物(我が家はいつも荷物が少ない、大きめリュック一個)を預けて、いよいよ出発です。まずは腹が減っては戦はできぬ、ということで浅草といえばの超有名洋食「ヨシカミ」さんに伺いました。時間は10:40すぎ、開店は11:30。まだ早いかなと思いつつ、お店の前のメニューを見ていたら、並ばれるお客さんが二組、三組。こりゃ並んだ方が良いかと思い、僕らも並びました。すると正解でした、次々とお客さまが。開店時間には20組くらいはいたでしょうか。さすがヨシカミさん、侮ってはいけません。早めに行って、良かった。

開店前には記名簿などはありませんので、入口に向かって左側に順番にならぶ方式ですよ。椅子が四つだけ。座れるとラッキーですね。待っている間のメニューを決める時間がすごく楽しい。小さなメニューの冊子がおいてありますので、二人で何を頼むか、あーでもないこーでもない、組み合わせを相談するだけでも楽しいですよ。我が家のルールとして、一度の食事で同じメニューがかぶってはいけない。美味しいものをたくさん食べるための鉄の掟です(笑)。でも何を頼むかの優先権は妻にあります・・・

うますぎて申し訳ないス!」は有名なキャッチフレーズ、TVなどでも時々見ますね。オレンジの庇もシンボル的で良いですよね。店頭においてある小さなメニューの写真を上げてみます。本当にたくさんのメニューがありますが、どれもおいしそう。コックさんが作っている様子が見えるオープンキッチンになってますが、キッチン内には多くのコックさんがいらっしゃいます。どの方もすごい手捌きでどんどん料理が出来ていきます。
そして今日は、悩みに悩んだ妻(ほんとに30分くらい悩んでました)は平日にしかやってない「たっぷりランチ」、今日は金曜日ですから「一口カツ」と「カニ焼きめし」、何それ美味しそう~。じゃあ僕も妻に対抗してまずは「コンビネーションサラダ」、そいして「スパゲティーミートソース」。これで終わりかと思うでしょ、でももう一品「ハンバーグステーキ」です。多いかなと思うのですが、でもこれくらいであればペロリと行けてしまうのです。それがヨシカミさんの不思議。
11:00きっちりに開店、テキパキとしたやさしいおば様方が注文を取ってくださいます。そして僕たちの隣には若い女性の方が二人、席が近いですからオーダーしていたのが聞こえました。なんと「たっぷりランチ」×2つ、「オムレツ」一つ、そして「ハンバーグステーキ」一つ。注文を取るおば様が心配してましたが、「全然大丈夫!」とのこと。やりますな!

テーブルには赤と白のかわいいチェック柄のクロス、コップにもヨシカミの文字、紙のナプキンもかわいい。コップ、売ってたら買って帰りたいくらいです。お水も減るとすぐに注いでくださいます。さすがですね。

そして妻のコーンスープ、カップもかわいい。少し濃い目のコクのあるお味。ふーふー頂きます。そしてコンビネーションサラダ。自家製と思しきマヨネーズがたっぷり、下はホワイトアスパラとコールスローです。まろやかなお味、おいしいサラダです。
そして来ましたミートソース!こっくりと少しだけ苦みのある、お肉感たっぷりのミートソース。麺はプリプリ、噛むほどに味がでます。粉チーズも良いですね。いろいろなところで世界一のミートソース的なキャッチフレーズを見て、時には頂くこともありますが、確かに美味しい。ですが、僕的な世界一はやっぱりヨシカミさんのミートソース、それはもう絶品です。お店に来るたびに食べてしまいます。妻と取り合い、おかしい僕の注文のはずなのに(笑)。

そして麗しのハンバーグステーキ、見事な形とつややかなデミグラスソース。苦みとコク、うまみの絶妙なソースです。ナイフを入れると、ありきたりな表現で申し訳ないのですが、肉汁があふれ出ました。お肉の味もしっかり、やわらかい。キャベツにもソースを絡めて頂きます。デミグラスソースを残すのがもったいない。
そして熱々でプリプリの一口カツ、ソースもおいしい。付け合わせのポテトサラダがこれまた美味しい。
そしてカニヤキメシはごはんがパラパラ、カニの実がたくさん入っています。チャーハンともピラフともなんか違う、ヤキメシ。香ばしくてうまみがぎっしり、スプーンですくって頂きます。ふたりでそれぞれモグモグ、時々交換して頂きます。
もっと迫力のあるアップの写真を取ればよかったかな。キャベツに少しソースを垂らして、一口カツには少し辛子をつけて(辛子はヨシカミのおじさん推奨)、頂きます。きれいさっぱり、平らげました。

本当に美味しかった。洋食は好きでよく食べますが、僕の中で洋食の一番はここです。たくさんのコックさんも頼もしい。カウンター前ですからコックさんも気が付けばどんどんお皿を下げたり、注文を聞いたり。すごいです。若いコックさんもいます、これから腕を磨いてどんどんすごい料理人になってほしい。そしてヨシカミさんの味を守り抜いて欲しい、そう思いました。最後アイスクリーム、美味しかった。
ごちそう様でした。外に出た時には、やっぱり数組お待ちでしたが、大丈夫、回転が早いですから。そんなには待たないのでは、と思いました。またきっと伺います。
■ヨシカミさん
OPEN :11:30-21:30 (ラストオーダー 21:00)
お休みは木曜日です。
最初の開店時以外でお待ちになる場合は店員さんにお声がけするとお名前を聞いてくれますよ。どんどんお料理が出来て、どんどん回転していきますので、そんなに待つ感じではないと思います。

え、すぐにパフェ?「フルーツパフェ ゴトー」さん

ふーっとお腹をさすりながら外に出たところで、妻が一言「パフェが食べたい」。マジですか、まさにデザートは別腹、そんな感じです。ヨシカミさんから花やしき方面に少し行ったところにある、フルーツパフェ ゴトーさんに行きました。いつもは数組待っている感じですが、あれ、今日は待ってませんね。記名簿が有りますが、お待ちの方はいないようです。そっと中をのぞくと、お店の方がどうぞとの事で、すんなり入ることが出来ました。妻はニコニコ。おいしそうなフルーツが冷蔵棚に並んでいます。

さて、日替わりの今日のメニューは秋の気配を感じさせる、ぶどう、梨、いちじくが中心ですね。どれもとっても美味しそうです。妻はいちじくが大好きですが、ぶどうも梨も食べたい、なので今日は「三種の梨とぶどうといちじくのパフェ」です。僕はだいぶお腹が一杯なので、軽めに「ゴールドパインのパフェ」、そしてホットコーヒーをお願いします。メニューの裏面にはミックスジュースなどのドリンクメニューがたくさんありますよ。
僕達が来た時、席はちょうど空いていましたが、少しするとすぐに席が一杯になりました。そしてお待ちの方もちらほら、店内では美味しそうなパフェがどんどん運ばれていきます。

まずは黄色の映えるパインのパフェです。おおぶりのパインが5片、甘い匂いが立ち込めます。まずはパインをかじると、すごく甘くてやわらかい。果汁が多いですね。真ん中のクリームとその下には自家製のパインのアイスクリーム、これらを合わせながら頂きます。果物ってやっぱりすごく美味しい。
そして妻のパフェ。大きな梨が周りを囲み、その中にぶどうといちじくです。梨は3種、豊水と二十世紀、かおり、だそうです。それぞれに特徴がありますね。とっても甘いの、水分が多いの、良い香りのするの、それぞれ楽しみながら頂きます。ぶどうもおいしい、シャインマスカットもありますね。そういえば店を入って右の冷蔵棚にはびっくりするくらい大粒の、はち切れんばかりのシャインマスカットがありました。一人で全部食べてみたい。アイスは自家製の梨だそうです。カジカジと美味しそうにかじっていきます。僕は途中で甘メーターが振り切れて、妻に譲りましたが、本当に美味しかった。
コーヒーもその場で淹れてくださいます。良い香りとコクですね。しっかりとした苦みです。あんなにヨシカミさんで食べたはずなのに、食べきりました。満足顔。果物の良い香りに後を引かれつつ、お店を後にしました。

美味しかった~お店のスタッフもテキパキと、パフェを運んでくださるマダムが素敵でした。ごちそう様でした!
■フルーツパーラー ゴトーさん
OPEN 11:00-19:00 お休みは水曜日です。
※お店の前に記名簿がありますので、そちらに書いてお待ちください。椅子が2席ほど置いてあります。
※詳しくはお店のInstagram等でご確認ください。その日のメニューはInstagramでも確認出来ますよ。


浅草に到着してすでに3時間が経過しましたが、まだ観光らしいことは何もしていません。そしてこのブログも美味しいものに対する熱量が多すぎて長文になって来ましたので、その1はこの辺で。
急ぎ次も投稿したいと思います。ではまた、ありがとうございました。

kamakura-bochibochi

・鎌倉暮らし3年、大好きな鎌倉で日々を過ごしています。
・昭和生まれ身を粉にして生きてきたモーレツサラリーマンでしたが、体調を崩し、ふと我に返る。自分の好きなことを中心に生きようと決意。
・鎌倉、家族、友人、自分自身、音楽と本、好きなものを大切にする人生を。
・大変な時期を乗り越えて頑張る飲食店の皆さん、音楽関係の皆さんに心からの感謝と敬意をこめて。
・どうぞよろしくお願いいたします!

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浅草都会の旅

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