音楽 心にしみる通信 ASIAN KUNG-FU GENERATION TOUR2023 鎌倉芸術館

さて、今回の音楽通信はNEWアルバム サーフ・ブンガク・カマクラ 完全版を引っ提げた、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのTOUR 2023、今日の鎌倉芸術館がツアーファイナル(振替公演が2公演あるので正確にはファイナルではないですが)となりますが、その模様をお伝えします。セットリストに関しては前回のZepp HANEDAと重なる部分もあるのでその当たりは割愛しつつ書いてみますね。セットリストが分かっちゃうと思うので、これから行かれる方はご注意を。

鎌倉芸術館 2DAYS

11/23(祝)、朝から良い天気です。今日は大船の鎌倉芸術館でASIAN KUNG-FU GENERATIONのツアーファイナル。高ぶる気持ちを抑えつつ、自宅で掃除や洗濯を終わらせ、お昼ご飯を食べて、夕暮れを待ちます。
今日は祝日なので、会場が15:00、開演は16:00。14:00過ぎの電車に乗って大船に向かいました。

鎌倉芸術館の上空は青い青い空と鱗雲、さわやかな空気。ライブに向かう仲間がたくさんいますね。皆、ツアーのトレーナーやトートバッグをもって楽しそう。館内に入ると早速、ツアーポスターがありましたので、パチリ。今日は一階の中段で見やすそうな良い席、今回は妻と子供も一緒ですが、二人とも背が低いのでライブハウスやアリーナではよくステージが見えない、でもここ鎌倉芸術館はすごく良い具合の傾斜がついていてばっちり見えそうです。逆に僕は身長が180㎝あっていつも後ろの人に申し訳ないな、と思っていますが、今日は大丈夫そう。そうか、よく見るためにはホールが良いんですね~。
そして開演前のバンドセット、潔君のドラムセット、バスドラにサーフの絵柄がありました。そしてゴッチのマイクスタンド、たくさんのエフェクターが並びます。今回のツアーのホールは凝ったセット、小さなログハウスやサーフボード、ヤシの木なんかも並んでいます。そして16:00、いよいよ始まりました。

ライブが始まる

まずは「湘南エレクトロ」のSEにのって4人が登場、そしていきなり「藤沢ルーザー」です。
石上ヒルズ」「鵠沼サーフ」とサーフの曲が続き、次の「荒野を歩け」でさらに盛り上がりました。
江ノ島エスカー」から「ホームタウン」とちょっと珍しい選曲、確かZepp HANEDAの時にあまりやらない曲を選んでるって話がありました。「七里ガ浜スカイウオーク」「追浜フィーリングダウン」と続きました。
MCでは、なんだか今日のお客さんがMCを真剣に聴こうとしてて、なんだか驚いてるみたいな話がありましたね。ちょっと最近、ライブでのMCが話題になっていますね。ゴッチのMCはちょうどいい感じ。
そして「腰越クライベイビー」「極楽寺ハートブレイク」「長谷サンズ」と僕らの街、鎌倉を巡る歌が続きます。
なんか大好きなバンドが大好きな街、住んでいる街の事を唄ってくれるってすごく嬉しい。こんな街、きっと鎌倉以外にない、そう思いました。
そう思ってたら次は「君繋ぎファイブエム」から「その訳を」でした。みんな一緒に口ずさみます。
日坂ダウンヒル」「西方コーストストーリー」と今では駅名が変わってしまった曲が続きます。そして次は、Weezerのカバー「Surf Wax America」です。わーっと大盛り上がり、歌ってる人もたくさんいました。

あーとにかく楽しい、コロナの制限がなくなって、皆さんマスクを外して、思い思いに歌ったり声をだしたり。明るい照明が照らす、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの4人、観客の皆さん、みんなみんな楽しそう。一人で来ていた隣のお姉さんが終始、手を挙げて歌って、それはもう楽しそう、仲良くなってハイタッチしたい、そのくらい最高でした。

柳小路パラレルワールド」「稲村ケ崎ジェーン」と続いて、次はいきなりの「ループ&ループ」で最高の盛り上がり、皆、待ってましたね(笑)。右手と左手をあげて、口ずさんでもう幸せ、サビで爆発。
続く「アンダースタンド」ではみんなで声を出して、隣のお姉さん、涙ぐんでるし。
由比ヶ浜カイト」はサーフの中でも大好きな曲、歌詞にとんびが出てきますね。「和田塚ワンダーズ」「ボーイズ&ガールズ」で本編は終わりました。

鳴りやまぬアンコール、皆、笑顔で4人を待ちます。そして・・・

アンコールがすごかった

笑顔の4人が出てきて大拍手、ゴッチの本「朝からロック」のお話、ゴッチのグラビアも載ってるそうです(笑)。
アンコールからは写真はOKだけど、動画はNGっていう話では、動画をSNSに上げるとSONYの黒いロゴの車が来て捕まるって話でした(笑)。こえー。

アンコールの一曲目はなんと「ソラニン」、独特のイントロで皆さんすぐ分かりましたね、わーっと大歓声。
そして山ちゃんの骨太いベースで始まる「遥か彼方」「羅針盤」と「崩壊アンプリファー」からの初期のナンバー、そしてそして次は「君という花」でした。皆さん大盛り上がり、そして間奏では今までの様に、昔の様にみんなで声を出しました。なんか涙でてきます。ようやく昔の様にライブを楽しめるようになって来た。本当に良かった、幸せの瞬間でした。

そして、たぶん今回だけのセットリストの「転がる岩、君に朝が降る」です。きっとゴッチの気持ちがこもったメッセージ。できれば世界を変えたい、そんな気持ちなのかも知れません。

最後は「鎌倉グッドバイ」でした。サーフのツアーはいつもこの曲で終わりです。徐々に終わっていく曲、演奏を終えて楽器を置く4人、あーついに終わりました。4人並んで笑顔、挨拶を終えて、サザエさんの様に小さなログハウスに帰って行きました。ゴッチのメッセージも確かに見ましたよ。

僕の住む街をタイトルに冠した、僕の大好きな街を巡るたくさんの楽曲の数々、そんな幸せなライブが終わりました。
腰が抜けそうなすごいセットリストでした。特にアンコールが6曲もあって、それぞれがすごい選曲でした。もう大満足、今日は妻も子供も良く見えたみたいで、とっても楽しかったようです。
来年は潔君が加入して25周年、きっと記念のツアーがある、それも楽しみです。余韻に浸りながら、会場を後にしました。
たくさんのお客さん、皆、笑顔ですね。筋金入りのファンもきっと満足。
ありがとう、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの皆さん、スタッフの皆さん!最高でした。またきっとライブ会場で。

※となりのお姉さん、素敵だったな~終わった時には涙をタオルで拭いながら、ずっとステージに手を振ってました。元気に気を付けて帰ってくださいね。なんかお姉さんにも元気をもらった。

kamakura-bochibochi

・鎌倉暮らし3年、大好きな鎌倉で日々を過ごしています。
・昭和生まれ身を粉にして生きてきたモーレツサラリーマンでしたが、体調を崩し、ふと我に返る。自分の好きなことを中心に生きようと決意。
・鎌倉、家族、友人、自分自身、音楽と本、好きなものを大切にする人生を。
・大変な時期を乗り越えて頑張る飲食店の皆さん、音楽関係の皆さんに心からの感謝と敬意をこめて。
・どうぞよろしくお願いいたします!

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