あっと言う間に7月。いつもなら梅雨真っただ中ですが、今年はその気配もありません。
雨が少なくて、農作物がちょっと心配ですが、せっかく晴れたので初夏の鎌倉を早起きしてお散歩。
清々しい風景がそこここに。
まだ人も少ない鎌倉の街



明るい日差しで目覚めた朝、時間はまだ六時前。
まだベッドに寝転んでいたいけど、思い切って飛起きて、早朝の鎌倉散歩に出かけました。
さすがの鎌倉駅もまだ閑散として、人もまばら。バスや車もいなくて、中々珍しい風景ですね。
でもこの後、たくさんの観光客が訪れて、賑やかになる事でしょう。
小町通りには七夕の吹き流し。毎年、美しい光景です。
小町通りから段葛に抜ければ、こちらもまだ人が少なくて、写真撮り放題。



段葛の八幡宮に向かって右側に「カトリック雪ノ下教会」。
美しいレリーフのかかった教会の建物、手前のあじさいはまだまだまだ見ごろです。
いつもは人であふれかえる「鶴岡八幡宮」の鳥居前も、今は閑散と。
鳥居の先に見える本宮もくっきりと見えました。
「源平池」は蓮の葉がもりもりです。



手水舎にはきらきらときれいな水が流れ、柄杓で手と口を清め、七夕飾りで彩られた舞殿を抜け、本宮に続く石段へ。
神事以外で人が全く歩いていない石段を初めて見ました。
は~清々しい風景です。

見ごろを迎える源平池の 蓮の花



源氏、平家池、双方の池を覆いつくすような蓮の葉。
大きくて立派な葉が広がり、所々に蓮の花が咲いています。
やはり早朝の時間が早い方が咲いている蓮の花も多いですね。
本宮に向かって左が平家池、こちらは白い花が多く、くっきりと鮮やかです。
中の黄色い部分がまた鮮やか。花から浮き出るようです。



反対の源氏池の方にはピンクの花が多く見られます。
ピンクの花もまた鮮やかな色彩。
うっとりしてしまいます。
いつもは写真を撮る方々でたくさんですが、今日は一番前でたくさん写真を撮ることが出来ました。
早起きは三文の徳、ですね。

鎌倉の街は、賑やかな街中のすぐ隣にたくさんの緑があったり、歴史ある寺社仏閣があったりと、見どころがたくさん。
今回は早朝の美しい光景に目を奪われました。
これから夏に入ると海水浴の皆さんがたくさん訪れたりして、一層にぎやかになりますが、早朝や夕暮れ時はまた落ち着いた雰囲気になります。そんな時間を見つけるのもまた楽しいですね。
さて、ゆっくり、のんびり、朝からたくさん歩いたので、お腹がすきました。
どこで食べようかな~
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