鎌倉のちょこっとした情報をお伝えするおまめ通信、その５回目は、鎌倉にあるスターバックスコーヒーさんについてお伝えしたいと思います。皆さんもご存じかと思いますが、鎌倉駅の周囲には２件のスタバがあります。一軒は東口出て右側の鎌倉店、もう一つが西口、市役所前の鎌倉御成町店です。僕はいつもこの御成町店でまったりさせてもらってますので、今日はこちらのお店のまめ情報をお届けです。
スターバックスコーヒーとの出会い
スターバックスコーヒーが日本に初出店したのは1996年8月、銀座松屋通り店ですが、僕はその数日後、偶然そこを通りかかり、こんなのが出来たんだ、なんて思いながらなにげなく入ったのが最初です。当然、混んでいたと思うのですが、記憶がありません。頼み方が全然わからなくてしどろもどろ、たぶんラテを飲んだのだと思いますが、その美味しさにびっくりしたのを覚えています。もう長いお付き合いになりますね。
それから銀座店にはなかなか行く機会がなかったのですが、横浜のみなとみらい店がオープン、確か７とか８店舗目、一桁だったと思います。うれしくて早速いったのを覚えています。それからあっという間に人気になってどんどんお店が増えていきました。行ける店が増えてうれしかったのですが、やはり歩いて行けるところにお店は無く、車や電車で行くしかなかった我が家にとって、歩いて行けるスタバは憧れでした。旅行やお出かけした時にはついついスタバを探し、見つけると行きたくなってしまいます。では、僕たちが訪れたスタバの一部をご紹介です。
※各店舗の写真や情報は僕が訪問した当時のものです。お出かけの際は最新の情報を更新HP等でご確認ください。
京都三条烏丸ビル店
京都に行く際にはいつも近くのホテルをとって、朝・夕と訪れます。まだ人のいない京都の町を眺めながら、ゆったり飲むラテは最高です。夜も23:00まで、ホテルでお風呂に入ったあと、ゆっくりとコーヒーを飲むこともできます。木材をふんだんに使ったインテリアやきれいに湾曲したストアデザインが素晴らしいですね。
大宰府天満宮表参道店
福岡の大宰府にあります、大宰府天満宮表参道店です。この日は年末ということもあって参拝のお客さまが、たくさん。お店も混んでいましたが、隈研吾さんが設計した木を多用した和を感じるデザインでした。ずっと行ってみたかったので念願かないました。店内奥の裏窓から光がさして素敵でした。
門司港駅店
こちらも福岡、北九州市の門司港にあるお店です。レトロ地区の中心にある門司港駅は最近、きれいにリニューアル、なお一層、重厚で歴史ある感じになりました。そんな駅の中にあるこちらの店舗は、駅に馴染むシンプルなタイル張りの床に、昔のモニュメントなどが飾られていました。平日でしたのでお客さまも少なく、ゆっくり夕暮れまで本を読みました。
スターバックスコーヒー 鎌倉御成町店さん
さて、僕の思い出はこのくらいにして、僕がいつもお邪魔している鎌倉御成町店さんです。鎌倉に引っ越した後、歩いて行けるスタバに歓喜、すぐ行ってみたのを覚えています。駅前の店舗は観光客や学生が多く、これはこれでにぎやかで活気のある良いお店、一方、御成町店はもちろん観光客の方もたくさんいらっしゃいますが、地元の方と思しき方も多く、ちょっと落ち着いた雰囲気です。皆さん、ご存じかと思いますが、ここはもともと鎌倉在住の漫画家、横山隆一さんの邸宅跡になります。壁には横山さんの書かれた漫画が飾られていますね。桜、藤棚、プールなどもそのまま活用されているようです。外観も景観に配慮した黒をベースとしたシンプルな造り、店内は高窓から差し込む光で明るく、落ち着いた造りになっています。プール前のベランダ席もありますよ。プールの水に反射するきらきらとした光をゆっくり眺めながらコーヒーを飲むことが出来ます。朝は7:00から。早朝は観光客の方も少なく、ほんとうにのんびりできます。お仕事をされてる方、勉強をされてる方もたくさんいますね。
黒を基調としたすっきりとしたデザインですね。2020/11ごろにはフクちゃんの立て看板がお迎えをしてくれてました。そしてこの店舗は日本でも数店舗しかない｢スターバックスリザーブ｣ストアになっています。貴重なお豆が買え、そのお豆のコーヒーを飲むことが出来ます。時折、写真のドリップエリアでいい匂いがして、コーヒーを淹れているところを見かけます。
次の写真は少し前までこのお店と逗子店でしか頂けなかった葉山の名店、日影茶屋のケーキです。写真のは洋梨のシーブーストだったと思います。とても美味しくて何度も頂いたのですが、残念ながら終了してしまいました。そしてプールの景色は今日のもの。真夏の太陽に、青いタイルが映えます。
そして素晴らしい藤棚の写真です。4月上旬だと思いますが、きれいな紫色の藤が見事に咲き誇っています。プールには桜の花びら、毎年見とれてしまいます。この時期はプール前の席が人気ですね。そしていつもお手洗いの前のコーナーに飾られているお花です。少し前は紫陽花、どなたが飾られているのでしょうかね。素晴らしいお手前に感服です。お花もお手前って言うのかはわかりませんが。
このように店舗や景色、数少ないリザーブストアなことなど、その施設も素晴らしいのですが、ここのお店はパートナーの皆さんがとても素敵な方たちばかりです。いつも優しくて親切、お年寄りや子供にも丁寧で、困ってる方にはすぐに声をかけてくださいます。
お店の雰囲気も和やかで活気があって、僕はいつも皆さんに癒されて元気をもらってます。
こんにちは、おはよう、ありがとうって言葉を交わすのがなんか素敵ですね。いつも本当にありがとう！
そして、このお店では耳に障がいのある方が働かれています。自身でいろいろなアイデアを出して、上手なコミュニケーションの方法を試行錯誤しておられます。なので、全然問題なく注文もできるし、ドリンクも作ってもらえます。僕たちの想像なんかをはるかに超えて彼女たちは自立しているのですね。なんかもっと自分も頑張んなきゃって勇気をもらいます。
ぼくもこの店で手話をひとつ覚えました。
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